2024年04月01日 さくら #Love Flower & Love Life - 花と暮らす、というしあわせ-
さくら
今年に入り タイ国立シラバコーン大学オフィシャル美術展「Art for All 2024」や
上野の森美術館での「日本の美術」に作品を出展したり
イタリア・日本美術家協会発足式に出席の為、旧前田家本邸洋館へ出かけたり
思いの外、忙しい一年のスタートとなりました。
気づけば4月を迎え、日本は桜前線のニュースが流れる季節となっていました。
日本の様に桜が南から北へ美しく咲いてゆく国は他にはないのでは?
海外でも、日本から送られた桜は大切に人々に愛されています。
そこには、花の力と薄桃色の力が作用していると思われます。
Pink の色の力は
人に愛を与える 無条件の愛 人類の平和を願う 優しさ 包容力
そのように、人の精神状態(メンタル)に作用する色とされています。
この事を2011年の3月11日「福島」での大災害でのニュースで、大変な思いをした人々が
1年後に荒れた大地に咲いた一輪の桜の花を見て、生きる力を貰いました。と言われているのを見て
大変驚きました。そこに、「花と色の力」を強く感じました。
その時の想いを作品にしたのが、「祈り」です。(上の写真)
この季節に Pink 色に染まる日本 優しさに包まれる日本
この国に生まれて本当に良かったとつくづく思うのです。
この作品は
YOKO NAGAI 作品 : 地球に生けたオブジェ 祈り
2011年3月11日
私達は想像を超える光景を目にし、
絶望し、 言葉を失いました。
しかし、 東北の人達は 全て流され何も無い土地に、
新しい光を見いだし、 力強く立ち上がりました。 一本残された桜の枝に、咲いた一輪の花
その花に未来の光を感じ立ち上がった人々。
自然の怖さと共に
自然の花や木々に
神が与えた素晴らしい力も知りました。
次世代の子供達に、美しい地球を残すために、 戦争を無くし、
空や海や花や木々が輝き 続ける地球を取り戻すべく、世界の人々と 手を繋ぎ、
平和の象徴として花の素晴らしさを 世界に届けたい。
今回の作品 「地球に活けた オブジェ 祈り 」はそんな想いで制作しました。